トラックの運賃はどうやって計算される?基本の仕組みを簡単に解説

トラックの運賃は、単純に「走行距離×1km当たりの単価」だけで決まるわけではありません。

主に、次の費用を合計して計算されます。

トラック運賃=基本運賃+作業料金+実費+割増料金

それぞれの内容を簡単に見ていきましょう。

目次

基本運賃は距離や時間で決まる

トラックの基本運賃には、主に2つの計算方法があります。

距離制運賃

走行距離を基準に計算する方法です。

長距離輸送や、出発地と到着地が決まっている運送でよく使われます。

距離が長いほど運賃は高くなりますが、トラックの大きさによっても金額は変わります。

一般的には、小型トラックよりも大型トラックの方が運賃は高くなります。

時間制運賃

トラックとドライバーを拘束する時間を基準に計算する方法です。

近距離のルート配送や、複数の配送先を回る仕事などで使われます。

走行距離が短くても、待ち時間や作業時間が長ければ、運賃は高くなります。

積込みや荷下ろしは別料金になる

トラックの運賃は、基本的には荷物を運ぶための料金です。

そのため、ドライバーが次の作業を行う場合は、別料金になることがあります。

  • 手積み
  • 手下ろし
  • 検品
  • 仕分け
  • フォークリフト作業
  • 建物内への搬入

積込みや荷下ろしに時間がかかるほど、作業料金も高くなりやすくなります。

待機時間にも料金がかかる

トラックが指定時間に到着しても、倉庫や工場の都合ですぐに荷物を積めないことがあります。

この時間を「荷待ち時間」といいます。

待機中も、ドライバーの人件費や車両費は発生しています。

そのため、一定時間を超える待機については、待機時間料が加算されることがあります。

高速道路料金などは実費で加算される

高速道路料金やフェリー料金、駐車料金などは、基本運賃とは別に請求されるのが一般的です。

見積もりを確認するときは、高速道路料金が含まれているのか、別途請求なのかを確認しましょう。

冷凍車などは運賃が高くなる

冷凍冷蔵車やクレーン付きトラックなど、特殊な設備を持つ車両は、通常のトラックより運賃が高くなることがあります。

特殊車両は、車両価格や燃料費、点検費用が高いためです。

例えば、次のような車両は割増料金が設定される場合があります。

  • 冷凍冷蔵車
  • クレーン付きトラック
  • パワーゲート付きトラック
  • トレーラー
  • 重量物運搬車

荷物の値段だけで運賃は決まらない

高価な荷物だからといって、必ず運賃が高くなるわけではありません。

基本的には、荷物の重量、大きさ、輸送距離、必要な車両などによって運賃が決まります。

ただし、美術品、精密機器、貴金属など、特別な管理が必要な荷物は、保険料や特別料金が加算されることがあります。

トラック運賃の計算例

例えば、次のような運送を依頼したとします。

  • 基本運賃:40,000円
  • 積込料:3,000円
  • 荷下ろし料:3,000円
  • 高速道路料金:5,000円
  • 待機時間料:2,000円

この場合、税抜きの合計は次のとおりです。

40,000円+3,000円+3,000円+5,000円+2,000円=53,000円

このように、実際の支払額は基本運賃だけではなく、作業料金や実費を加えて計算されます。

まとめ

トラックの運賃は、主に次の費用を合計して決まります。

基本運賃+作業料金+待機時間料+高速道路などの実費+割増料金

運賃は走行距離だけでなく、トラックの大きさ、拘束時間、積込みや荷下ろしの有無によっても変わります。

見積もりを比較するときは、基本運賃だけではなく、追加料金を含めた総額を確認することが重要です。

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