FC物流マガジン
トラックリースバックは怪しい?
費用は高い?
デメリットと契約前の確認点
「車両を売った後も乗れるのは、何か裏がある?」「リース料を払い続けると、かえって損をしない?」。契約後の負担が見えなければ、不安になるのは自然なことです。
トラックリースバックは、車両を売却し、リース料を払って同じ車両を使い続ける仕組みです。資金を確保できるメリットがある一方、費用や車両の扱いには確認すべき条件があります。
この記事では、サービスを提供する株式会社ファンドクリエーションの立場から、デメリットと契約前の確認点を整理します。
月額だけでなく
総額と内訳を確認
買戻しの可否と
価格の決め方を確認
解約・故障・全損時の
負担を確認
トラックリースバックが「怪しい」と感じられるのは?
仕組みが分からないと、「売却でお金を受け取るのに、なぜトラックが手元に残るのか」と疑問に感じるかもしれません。ポイントは、所有者と使用者が分かれることです。
この仕組みだけで怪しいと判断する必要はありません。ただし、契約先や内容の確認は欠かせません。費用の内訳、契約終了時の車両の扱い、解約時の精算方法が分からない場合は、説明を求めましょう。
トラックリースバックの費用は高い?
月々のリース料だけでは、高いか安いかを判断できません。同じ車両でも、売却額、契約期間、満了時の条件、含まれる費用が違えば比較結果も変わります。
特に、支払期間を延ばして月額を下げる場合は、総支払額が増えていないか確認しましょう。「月々の資金繰りが楽になること」と「費用全体が安くなること」は別です。
| 時点 | 確認する項目 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 最初 | 売却額・残債精算額・諸費用 | 実際に事業で使える資金はいくらか |
| 利用中 | 月額リース料・支払回数・維持費 | 毎月の負担と期間全体の総額はいくらか |
| 満了時 | 買戻し・再リース・返却の費用 | 希望する車両の使い方にいくら必要か |
銀行融資などと比較する場合も、期間や車両を最終的に所有するかどうかをそろえて考えます。リース料に税金・保険・維持費などが含まれるかによっても違うため、支払総額と売却額の差をそのまま「利息」とは扱えません。
契約前に知っておきたい4つのデメリット
1.売却後もリース料の支払いが続く
まとまった資金が入っても、その後の支払いは続きます。入金された資金を使い切った後も、事業収入から支払えるか確認しましょう。
確認すること:売上が少ない月を含めた資金繰り表に、リース料と維持費を反映する。
2.満了しても所有権が自動で戻るとは限らない
リース料を払い終えることと、車両を買い取ることは別です。使い続けたい車両は、買戻しや再リースの条件を確認しておきましょう。
確認すること:買戻しの可否・価格の決め方、再リースの審査・料金、返却時の条件。
3.車両が不要になっても自由に解約できない
契約途中で仕事が減ったり、車両を入れ替えたくなったりしても、任意に解約できない場合があります。解約が認められる場合も、精算金などが必要になることがあります。
確認すること:使用予定に合う契約期間か。途中で終了する場合の条件と精算方法は何か。
4.故障・事故時も費用が残る場合がある
故障で稼働できない間も、リース料が止まるとは限りません。修理費や代替車両の費用が重なることもあります。全損で契約が終了する場合も、債務の精算が必要になることがあります。
確認すること:修理費の負担、全損時の精算額の算定方法、車両保険の補償範囲と自己負担。
FC車両リースでは、どこまで不安を整理できる?
「自社のトラックはリースバックの対象になるのか分からない」という不安も、よくある悩みの一つです。年式や走行距離だけで決まるとは限らず、車両の状態、所有権、残債の有無などを確認したうえで個別に査定・審査します。まずは車検証と既存契約の内容を確認し、相談してみましょう。
FC車両リースでは、満了時に買戻し・再リース・返却を選択できます。一方で、リース料や維持費など、利用するうえで残る負担もあります。選べる条件と必要な確認を分けて見てみましょう。
FC車両リースの対象車両例
| 気になる点 | FC車両リースについて | 契約前に確認すること |
|---|---|---|
| 車両を再び所有したい | 契約満了時の買戻しが可能 | 買戻し価格・時期・手続き |
| 満了後も使いたい | 再リースも選択可能 | 所定の審査・期間・リース料 |
| 残債がある | リース残債のある車両も相談対象 | 所有権・精算方法・手元に残る金額 |
| 費用が高くならないか | 査定・審査を踏まえて個別に条件を提示 | 月額だけでなく満了時までの負担 |
| 途中でやめたい | 原則として契約期間中の解約は不可 | 例外的な終了条件・精算額 |
| 故障したときの維持費 | メンテナンス費用はお客様負担 | 修理・保険・稼働停止時の資金計画 |
東証スタンダード上場
証券コード:3266
株式会社ファンドクリエーショングループ
FC車両リースは、同グループの株式会社ファンドクリエーションが運営しています。契約条件については、担当者への相談と書面での確認をお願いします。
参考:FC車両リースの公式案内
デメリットを踏まえて、自社に合うか判断する
- 今後も使い続ける車両がある
- 資金の必要額・使い道が明確
- リース料を含む支払計画を立てられる
- 満了後の車両の扱いに納得できる
- 近く車両を使わなくなる
- 売上の見通しが立たず支払いが難しい
- 契約条件が分からないまま急いでいる
- 他の調達方法や通常売却を比較していない
リースバックそのものが売上を増やすわけではありません。一方、稼働が必要な車両を残しながら事業資金を確保できる点は、活用を検討する理由になります。調達した資金の用途と、契約後の支払いを具体的に結び付けて考えましょう。
トラックリースバックの不安に関するよくある質問
銀行から紹介されたリースバックなら、確認は不要ですか?
紹介元にかかわらず、契約先と条件を確認してください。自社の使用予定や支払能力に合うかは、個別に判断する必要があります。
クローズドエンドは怪しい契約ですか?
名称だけでは判断できません。オープンエンド・クローズドエンドは、主に満了時の残価の扱いに関する区分です。残価精算と買戻しの可否をそれぞれ確認しましょう。日本自動車リース協会連合会も、両方式を残価リスクの負担の違いから説明しています。協会の解説
オペレーティングリースなら必ずオフバランス化できますか?
必ずできるとは限りません。適用する会計基準や契約内容によって異なります。財務効果を利用の目的とする場合は、会計担当者や専門家に確認してください。リースに関する会計基準
契約する前に、気になる条件を確認しませんか?
「この支払いで続けられるか」「満了後もトラックを残せるか」。まずは、気になる点を整理するところからご相談ください。FC車両リースでは、車両と事業の状況をもとに利用条件をご案内します。
見積もり時には、直近3期分の決算書、車検証、既存リース契約書・支払明細などをご用意ください。見積もり・審査は無料です。
電話:03-5212-5197
仕組みや対象車両も確認したい方は、トラックリースバックの総合ガイドをご覧ください。
