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足柄SA(上り)で「短時間限定駐車マス」実証実験開始!大型車ドライバーの休憩機会を確保
2023年11月21日から、E1 東名高速道路 足柄サービスエリア(SA)(上り)にて「短時間限定駐車マス」の実証実験が開始されます。これは、大型車ドライバーが確実に休憩できる機会を提供するために、NEXCO中日本が導入する新しい取り組みです。

短時間限定駐車マスとは?
「短時間限定駐車マス」は足柄SA(上り)の場合、大型車用駐車スペースの一部(39台分)を60分以内の利用に限定するものです。これにより、長時間駐車する車両によって駐車スペースが埋まってしまい、休憩ができない大型車ドライバーの問題を解消することを目指しています。
利用方法と注意点
短時間限定駐車マスを利用する時は、休憩施設内の案内看板や路面標示に従って駐車し、60分以内に出発することが求められます。もし60分を超えて駐車する場合は、通常の駐車マスを利用するべきです。
実証実験の目的と背景
この取り組みは、都市近郊部のSAやPAで長時間駐車する大型車が多く、混雑が発生している現状を改善するために行われています。特に、大型車ドライバーが必要な休憩を取れないケースが増えており、その解決策として「短時間限定駐車マス」が導入されました。NEXCO東日本、中日本、西日本はこれまでにも大型車用の駐車マスを拡充してきましたが、それでも混雑が続いています。この実証実験では、短時間利用者向けのスペースを設けることで、より多くのドライバーが効率的に休憩できる環境を整備しようとしています。
今後の展開
足柄SA(上り)での実証実験は2023年11月21日から開始されますが、この取り組みは他のサービスエリアでも順次展開される予定です。例えば、東北道や山陽道などでも同様の実証実験が行われます。今後、大型車用駐車エリアの混雑状況によっては、試行箇所やマス数が拡大される可能性もあります。