このサイトにたどり着いた方は不動産リースバックについて興味がある方だと思います。今回はそんな不動産リースバックについて徹底解説していきます。
急遽、不動産リースバックについて調べている方の中には、一時資金を早急に確保したいという焦りの気持ちで、不動産リースバックの本質を見分けられていない人も多いかと思います。そのような方に向けて執筆した記事になるので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
リースバックとは?
リースバックとは、簡単に言うと自宅を売却した後に家賃を払いながら住み続けることのできる仕組みです。
どのような人に向いている?向いていない?
ずばり、リースバックが向いている人は、資金調達が必要だけども、思い入れのある家に住み続けたい人に向いています。
逆に言えば、リースバックは資金調達のみを目的にする方には向いていないと言えます。資金調達の方法には持ち家がある場合はリースバック以外であると、単に売却するという方法と不動産担保ローン、リバースモーゲージを利用する3種類があります。
4つの資金調達方法の比較
リースバック以外の3つの単に売却するという選択肢と、不動産担保ローン、リーバースモーゲージにはそれぞれリースバックにはないメリットがあります。
メリット | デメリット | |
不動産リースバック | 売却後も思い入れのある家に住むことができる: 所有権を手放しても、同じ家に賃貸契約で住み続けることができる。 即座に現金化できる: 不動産を売却することで、迅速に資金を得ることができる。 生活の安定: 住み慣れた環境での生活が続けられるため、生活の安定感が保たれる。 | 市場価格よりも安い価格で買い叩かれる: 売却価格が市場価格よりも低く設定されることが多い。 建物の所有権を手放す: 売却によって建物の所有権を失うため、将来の資産価値の増加には関与できない。 悪徳業者とトラブルになる場合がある: 不動産業者によっては、不利な契約条件や不正な取引が行われる可能性がある。 |
売却 | 市場価格で売ることができ市場価格で売ることができる: 不動産を市場価格で売却することで、最大限の利益を得られる。 資産を現金化できる: 売却によって得られる資金を、他の投資や支出に利用できる。 | 売却後の住居を用意する必要がある: 新しい住居を探して引っ越しをしなければならない。 売却に伴う手数料: 不動産仲介手数料や登記費用、税金などの費用が発生する。 |
不動産担保ローン | 物件を売却せずに資金調達できる: 所有する不動産を担保にすることで、手元の資産を維持しつつ資金を調達できる。 即座に融資を受けられる: 比較的早く資金を調達することができる場合が多い。 | 利子が高い: 一般的に利率が高くなる場合が多い。 返済期間が短い: 短期間で返済を求められることが多いため、返済負担が大きい。 借りられる額が少ない: 融資額が限られているため、大きな資金調達には向かない。 |
リバースモーゲージ | 売却後も思い入れのある家に住むことができる: 売却せずに住み慣れた家に住み続けられる。 死亡するまでは所有権を持つことができる: 契約者が生存している限り、所有権を保持できる。 生活資金を調達できる: 不動産の価値に応じた資金を調達できるため、生活資金の補助になる。 | 市場価格よりも安い金額で買い叩かれる: 利用する資金額に対して、相対的に不利な条件で評価されることが多い。 契約者が死亡時に所有権が不動産会社に移る: 契約者が亡くなった際には、所有権が不動産会社に移転するため、相続人には資産が残らない。 利子の返済ができない場合に家が競売にかけられる: 利息の返済が滞ると、最終的には不動産が競売にかけられるリスクがある。 |
資金の必要額によって、最適な選択肢は異なります。資金が高額な場合、売却が最も適しています。なぜなら、不動産リースバックやリバースモーゲージでは、売却に比べて不動産が安く買い取られるからです。ただし、家に対する思い入れが強く、住み続けたい場合には、不動産リースバックやリバースモーゲージを検討するのも一つの方法です。
資金が少額であれば、不動産担保ローンや他の短期融資を検討するのが良いでしょう。
また、不動産リースバックとリバースモーゲージの違いについて疑問を持つ方も多いかと思います。実際のところ、この2つは「スライム」と「スライムベス」ほどの違いしかありません。つまり、物件を後で売るか先に売るかの違いだけで、基本的にはほとんど同じと言えるでしょう。
リースバックの注意点
普通借家契約と定期借家契約
リースバックは更新不可の定期借家契約が多い
なので、契約年数や契約延長、再契約の可・不可、賃料値上げの有無などをしっかりと確認してから契約しましょう
再契約は契約延長とはことなるので、それまでの内容と大きく変わってしまう可能性があるので注意が必要です。
悪徳業者とのトラブルもある
悪徳業者とのトラブルに巻き込まれることもあります。相談した業者が悪徳業者だった場合、後の生活が大変になることもあります。不動産を売却する際の鉄則として、一社だけに査定を依頼して話を進めてはいけません。
リースバックを扱う業者は近年増えており、査定価格に100万円単位の差が出ることもあります。この差は賃料にも影響するため、業者選びは慎重に行う必要があります。あまりにも低い価格で買い取られ、高い家賃を提示されると、賃料が支払えなくなり退去せざるを得なくなることもあります。
また、リースバックの得意とする物件は業者によって異なります。そのため、複数の業者に問い合わせをすることが重要です。リースバックは急にまとまったお金が必要になったり、住宅ローンが支払えなくなった時に検討する方が多いですが、しっかり調査をしないまま悪徳業者に捕まってしまうケースもあります。
どんなに急いでいても、契約内容には隅々まで目を通しましょう。可能であれば、第三者に同席してもらい、冷静に判断できる状況で話を進めることが大切です。
まとめ
Q.老後にまとまったお金が必要で自宅をお持ちの場合は?
A.最も良い選択肢は売却です。
売却することで、最も多くの現金を手にすることができます。
一方で、不動産リースバックやリバースモーゲージを利用すると、売却に比べて得られる現金が少なくなってしまうことが多いです。この方法を選ぶべき人は、売却額が下がるデメリットを理解した上で、それでも住み慣れた家に住み続けたいという強い希望を持っている方です。
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