ラーメン 山岡屋　国道16号の壁　人気の秘訣は濃厚とんこつ？大型駐車場？

今回は24時営業のトラックドライバーの皆様を虜にするラーメン山岡家の人気の秘密を探っていきたい思います！

「ラーメン山岡家」が業界に衝撃を与える急成長を遂げています。SNSで話題沸騰中の同チェーンは、2024年5月末時点で185店舗を展開し、その勢いは留まるところを知りません。

運営会社の丸千代山岡家が発表した2024年1月期の決算は、ラーメン業界に激震を走らせました。コロナ禍の影響が残る飲食業界において、同社は驚異的な成長を遂げ、売上高は前期比41.9％増の264億円、当期純利益に至っては246.2％増の14億円と、過去最高を記録しました。

しかし、この急成長の秘密は一見して分かりません。店舗の外観や内装は控えめで、むしろ質実剛健な印象すら与えます。唯一目を引くのは、効率的に働く店員の姿のみです。

それにもかかわらず、山岡家の味に魅了された顧客は、まるで中毒症状のように再訪を繰り返しています。家族連れや若者を中心に、この独特な魅力に取り付かれる人々が急増しているのです。

山岡家の急成長の背景には、一体どのような戦略が隠されているのでしょうか。

　これほど大人気の山岡家ですが、このように都心にはポッカリと空白地域が存在している。

これには、ツイッターでは

と話題になりました。

　この謎を解明するには山岡家の経営方針が深くかかわっていることがわかりました。

まず、考え方として山岡家はトラックドライバーをメインのお客様として大切にしています。

また、出店方針としては、郊外のロードサイドを基本とし、300坪以上の敷地面積とし、大型トラックが利用可能な駐車スペースを確保することを目標としているそうです。

なんと、写真の川島店は駐車場は、
　普通車・最大18台
　トラック等大型車・最大22台駐車可能！！

　また、ラーメン山岡家の面は中太面であることから麺を茹でるのに時間がかかり、提供まで10分くらいかかるということも都心への出店を躊躇している理由だそうです。そのため、一度は池袋、高田馬場エリアへの出店も視野に入れたが実現しなかったそうです。

　しかし、その一方で都心への再進出については担当者は、「コストと場所のバランスを考えると、現状で国道16号の内側に入っていくのは難しい」とした一方で、
　「長い時間がかかってしまうかもしれないが、会社としてはいずれ都心にも出店したい」と、将来的なビジョンを語った。